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グラッパというと"男性"というイメージが先行しがち。きっと、蒸留酒=アルコールが高い、結果"強い!"って考えてしまうのでしょう。そういった意味で、女性がとるディナーの最後に、ほんの一杯だけ、飲んでみたいなって思える"上品"で"繊細"で"香りがよくって"、"絵になる"ような、そう、ちょうど、「普段は、オードトワレで、特別な日は、パルファン(香水)よ。」って時の特別な締めくくりに味わってもらいたい…そんなグラッパの紹介です。
グラッパは、ワインを醸造した後に残るぶどうの搾りかす(Vinaccia(ヴィナッチャ))に含まれるアルコール分を蒸留して造ります。
赤ワイン用のぶどうの搾りかすは、既にアルコール分を含んでいるので、そのまま蒸留しますが、白ワイン用の搾りかすは、再醗酵してから蒸留します。
蒸留器(Alambicco(アランビッコ))からできた液体はグラッパですが、普通はアルコール度数が70-80度ぐらいあるため、蒸留水や天然のミネラルウォーターで割ります。
口当たりが軽やかな上、蒸留した時に形成されるFremma(フレンマ)(バン・マリーでの沸騰の間、ヴィナッチャからでる蒸気で、これによって、アロマや味わいを濃縮させる)からくる独特の香りと味わいが特徴です。
消化吸収されやすい理想的な食後酒として専用の様々なショットグラスでストレートで楽しんだり、エスプレッソにグラッパという楽しみ方もあります。
まずは、エスプレッソに砂糖を入れて溶かしきらずにそのままエスプレッソを楽しみ、砂糖がカップに残っているのを確認して、ここにグラッパを注ぎます。
これを一気に砂糖ともども頂く。
これでエスプレッソは、完成すると言われています。
又、レモンやカシスのシャーベットにグラッパをかけて頂くと大人の味として楽しめます。
20世紀初頭まで、グラッパは造られたその土地だけで楽しまれていたそうです。
荷車に手製の蒸留器をのせて、ぶどうの搾りかすからグラッパを造るべく家々を回る光景も村ではよく見られたそうな。
グラッパはあくまで庶民のお酒。
イタリアではバールなどでも気軽に飲まれています。