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ここでご紹介の生産者たちは、Two-G に、いつも刺激を与え、次に、何を繰り広げてくれるのやらと、とにかく気になる存在でもあり、彼らの考えにいつも共感を覚えてしまうという素晴らしい友人たちです。

家系を1600年代まで遡れる旧家で規模こそ小さいが、数世紀に渡ってシャンパンを造り続けて来ている。
ここで考えの面白いのは、シャンパンにおいても"クリマ"の概念を確立すべきだし、クリマ名をラベルに表示するべきだという信念を持っている事である。
シャンパン全体の基礎を揺るがしかねないこの考えは大手のシャンパンハウスとしてはとんでもないということになるだろうが、レコルタン・マニピュランだからこそ考える発想である。
このハウスのシャンパンは、マロラクティック発酵をおこさないからフレッシュでありながら寿命が長い。
香りは甘くアロマティックで初口は少し荒い感じだがすぐ口にゆったりおさまる。酒肉には非常にふくらみがあり、フルボディで口が暖まるような豊潤な後味がある。
ここのシャンパンはシャンパンと言うよりワインに近い感じで、それもブルゴーニュの白ワインにたとえれば鋭いモンラッシェ系よりも豊潤なムルソー系である。
かなりワインやシャンパンを飲みこんだ人が、その真価を認めるだろうし、その意味では通人向き。
〜シャンパン物語 山本 博(柴田書店)より〜
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